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MEETUP

Haptic Design Meetup vol.9 Haptic ×(Skill)Design

Haptic ×( ___ )Design?

2018.12.21 fri.

18:30-21:00

参加する

※申込は外部サイトになります。

Haptic ×( ___ )Design?

「触れる」から新しいデザインの可能性を探求するHaptic Design Project。今さまざまな業界より注目高まる、触れるデザイン分野”Haptic Design”。Haptic Design Projectは、ヒトの五感のひとつである触覚に基づくデザインであり、身体を通じて自己と世界をつなぐ身体感覚中心のデザインでもあるこの新たなデザイン分野を、研究分野とデザイン分野の融合によって探求する取り組みです。

Haptic Design Projectは、触業(=HAPTIC DESIGNER)の誕生をゴールに2016年より始動し、初のアワードでは70を超える盛り上がりをみせました。本年度のテーマは、触れるデザインのデザイン手法=「わざ」の言語化です。

デザインの方法として既にHaptic Designを実践しているデザイナー/研究者が、着想から実際の制作プロセスを共有し、Haptic Designを実践するノウハウをみなさんと考えます。

Haptic Design Meetupは、Haptic Designを考える方の探求の場として隔月ペースで開催していきます。本イベントを通して「ふれるを考える」「ふれるをつくる」機会としていきます。

Haptic ×(Skill)Design

HAPTIC DESIGN MEETUP第9回のテーマは(Skill)Design。
ひとは自身の持つ五感をフル活用して様々な動きを行います。たとえば演奏家は楽器の演奏において、思い通りの音色を奏でるために、単なる技術の習得のみには留まらない「道具の身体化」を行っています。具体的には、演奏技術の習得の中で、楽器の温度や手触り、間合いの取り方など…演奏道具や環境、条件を「身体化」し、最適な演奏が可能なように、身体に覚え込ませることを実践しています。

スポーツにおいても同様です。自身の身体を動かす際の空気からの抵抗、踏みしめる地面の感覚、周囲の環境のコンディション……それらの全体を感じ取ることでよりパフォーマンスを高めていくのではないでしょうか。ラケットが風を切る音、ボールが落ちる軌跡、土の匂い、そしてラケットなどを振るときの、ミリ単位での調整。
触覚や身体を通した人の「スキル」にフォーカスをあて、皆さんと探求していきます。

今回、VRゴーグルを通した視覚表現とミットの刺激によってプロ野球選手のストレートをキャッチする体験など、新しい野球の楽しみ方を創造するSOOTH株式会社の松井公平氏と日本卓球協会のスポーツ医科学委員会委員長でありスポーツバイオメカニクスや卓球における人体の動きの解明、技術向上に向けた研究を実践する静岡大学の吉田和人教授をお招きします。

スポーツにおける身体の動きのメカニズムの解析と、様々な技術を活用し進化するスポーツ競技表現、今回はこのふたつのアプローチから議論します。その過程でHAPTIC DESIGNにおける(Skill)Designの手法を言語化し「わざ」化することを試みます。

Haptic Design CaseStudy

毎回のMEETUPでは、「Haptic Design Case Study」と題したショートトークとデモのコーナーも開催中。毎回のテーマに関わる HAPTIC DESIGNの事例を紹介するコーナーです。
今回はもちろん、(Skill)DesignにまつわるHAPTICな事例をご紹介します。
今回は、「共同身体体験に基づくスポーツ観戦」のあり方を探求するプロジェクト「スポーツ・ソーシャル・ビュー」を事例に、開発メンバーである、渡邊淳司氏(NTTコミュニケーション科学基礎研究所)にお越しいただきます。

Case:「スポーツ・ソーシャル・ビュー」(NTTサービスエボリューション研究所+伊藤亜紗(東京工業大学))

※以下、ICCの展示情報より抜粋。

目の見える人と見えない人が一緒にスポーツを観戦するとしたら、どのようなやり方が考えられるでしょうか。このプロジェクトでは、選手の動きや競技内容を言語もしくは身体によって「正確に伝える」ことを目指すのではなく、映像の向こうのスポーツの現場を目の見える人と見えない人のあいだに生じる「もう一つの出来事」として再構築するスポーツ観戦のあり方(スポーツ・ソーシャル・ビュー)を探求しています。例えば、目の見える人は、選手の感じる感覚や動きのリズム、その場の状況、会場の盛り上がりを、何かを叩き引っ張るといった身体的な体験に置き換え、目の見えない人と共有します。

http://www.ntticc.or.jp/ja/archive/works/sports-social-view/

MEET UPの画像

プログラム

【プログラム】


18:30 ~ 18:40 オープニング     進行:小原和也(株式会社ロフトワーク)

18:40 ~ 19:00 プレゼンテーション1 松井公平(SOOTH株式会社)

19:00 ~ 19:20 プレゼンテーション2 吉田和人(静岡大学)

19:20 ~ 19:40 Haptic Design Case Study

19:40 ~ 20:00 ディスカッション  松井公平 × 吉田和人 × 南澤孝太 × 小原和也

20:00 ~ 20:15 Haptic Design Project 2018総括 「ゆくハプ、くるハプ」南澤孝太 × 渡邉淳司

20:15 ~ 21:00 ネットワーキング 「Haptic BO-NEN-KAI !!」

ゲスト

松井さんの画像

松井公平(SOOTH株式会社 )

2018年2月設立SOOTH株式会社の前身(株)AOI Pro.体験設計部よりプロジェクトに参画。
ハプティクスを搭載したVR野球体験「VR Dream Match Baseball」の企画開発プロデュースを行う。同コンテンツのサービスモデル設計、スポーツメーカーとのコラボバージョンの企画開発を行いつつ、SOOTHの特長である体験設計と生体反応センシングをコアとしたプロジェクトの推進を行っている。また、これまで動画マーケティング事業、スポーツメディアのデジタル事業開発に従事しており、オンライン・オフラインでのユーザーとのコミュニケーションのプロデュースを得意領域としている。

 

吉田先生の画像

吉田和人(静岡大学教育学部 教授)

岐阜県生まれ。筑波大学体育専門学群卒業。同大学大学院修士課程体育研究科(コーチ学専攻)修了。博士(スポーツ健康科学)。卓球の競技特性やフェイント動作に関する研究、卓球の競技力向上のための科学サポートに関する実践研究に従事している。運動の熟練度や年齢を問わず、「ヒトはどのように身体運動のスキルを獲得しているのか」に高い関心を持っており、スキル獲得のための有効な指導や援助の方法を日々模索している。現在、日本卓球協会スポーツ医・科学委員会委員長。国際卓球連盟スポーツ医・科学委員会委員。日本オリンピック委員会強化スタッフ。

渡邉先生の画像

渡邉淳司(NTTコミュニケーション科学基礎研究所 人間情報研究部 主任研究員(特別研究員))

東京工業大学工学院特任准教授。博士(情報理工学)。人間の触覚の知覚メカニズム、感覚を表現する言葉の研究を行う。人間の知覚特性を利用したインタフェース技術を開発、展示公開するなかで、人間の感覚と環境との関係性を理論と応用の両面から研究している。近年は、学会活動だけでなく、出版活動や、科学館や芸術祭において数多くの展示を行う。主著に『情報を生み出す触覚の知性』(毎日出版文化賞(自然科学部門)受賞)がある。

オーガナイザー

小原和也の写真

小原和也(株式会社ロフトワーク/FabCafe MTRLプロデューサー)

兵庫県姫路市出身。法政大学卒業後、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科x-DESIGNプログラムにて、デザインプロセスにおける暗黙知の言語化に着目した研究活動を行う。2015年ロフトワークに入社、FabCafe MTRLプロデューサーとして様々な企画、プロジェクト、新規事業の創出に携わる。
モットーは 「人生はミスマッチ」。編著に『ファッションは更新できるのか?会議 人と服と社会のプロセス・イノベーションを夢想する』(フィルムアート社、2015)がある。あだ名は弁慶。

金箱淳一の写真

金箱淳一(産業技術大学院大学(AIIT) 助教)

1984年長野県 北佐久郡浅科村(現:佐久市)生まれの楽器インタフェース研究者 / Haptic Designer。博士(感性科学)。情報科学芸術大学院大学(IAMAS)修了後、玩具会社の企画、女子美術大学助手、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科研究員を経て、産業技術大学院大学創造技術専攻助教、現在に至る。障害の有無にかかわらず、共に音楽を楽しむためのインタフェース「共遊楽器(造語)」を研究している。

ホスト

南澤孝太の画像

南澤孝太(慶應義塾大学大学院 メディアデザイン研究科(KMD) 准教授)

2010年 東京大学大学院情報理工学系研究科システム情報学専攻博士課程修了、博士(情報理工学)。触覚を活用し身体的経験を伝える触覚メディア・身体性メディアの研究を行い、SIGGRAPH Emerging Technologies 等における研究発表、テクタイルの活動を通じた触覚技術の普及展開、産学連携による身体性メディアの社会実装を推進。日本バーチャルリアリティ学会理事、超人スポーツ協会理事/事務局長、JST ACCELプログラムマネージャー補佐を兼務。

EMBODIED MEDIA PROJECT ロゴ

協力:JST ACCEL 身体性メディアコンソーシアム

本イベントでいただいた個人情報は、今後のイベント企画の参考の為、Hatic Design Projectの主催、協力、運営協力で関わる以下の団体にて共有されます。
主催:JST ACCEL 身体性メディアプロジェクト/協力:新学術領域研究「多元質感知」、NTTコミュニケーション科学基礎研究所、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科/運営協力:株式会社ロフトワーク

Haptic Design Meetup vol.9 Haptic ×(Skill)Design

日 時

2018年12月21日(金)18:30-21:00(開場:18:00〜)


※毎回の19:00開始より30分早まります。ご注意ください。

 

場 所

FabCafe MTRL

〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1丁目22−7 道玄坂ピア2F

 

参加費

2,000円(ワンドリンク付き)※領収書発行可

定 員

75名

内 容

登壇者:吉田和人/松井公平/金箱淳一/南澤孝太/小原和也

参加する

※申込は外部サイトになります。

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