今後のスケジュール
受賞作発表:2017年2月下旬予定
授賞式:2017年3月下旬予定
授賞式展示会:2017年3月下旬予定
私たちは、日々の生活の中で、さまざまな人やモノと触れ合い、身体に遍在する「触覚」を通じて関係性を築いています。
ビジュアルデザイン、サウンドデザインなど、私たちの生活を取り囲む「視覚」「聴覚」のデザインと同様に、
「触覚(HAPTIC)」をデザインすることで、素材のさわり心地や、情報の伝達にとどまらず、人やモノとの身体を通じた関係性をデザインすることができます。
本プロジェクトでは、触覚を含む身体感覚のデザイン領域を「HAPTIC DESIGN」と名付け、触覚のデザインに基づいた新たな体験(モノ/サービス)のアイデア、作品を募集します。
VRテクノロジーや素材技術の発展により今急速に注目度を高める「HAPTIC DESIGN」の可能性は、プロダクトやエンターテインメントにとどまらず、コミュニケーションや社会のデザインにも広がります。
触覚を発端とするものづくり、触覚のデザインで導く、人とモノとの新たな関係、課題の解決、生活の質の向上、新たな喜びとは?五感のなかでも開拓余地の多い、新たなデザイン領域を牽引するHAPTIC DESIGNERの登場を期待しています。
触覚とは、身体を通じて自己や外界を認識する感覚です。
それは皮膚の接触を通じてモノの「質感」を感じる感覚であると同時に、対象または自己の存在を確かめる「実感」の感覚でもあり、また喜怒哀楽や対象への共感などの「情感」とも深い関連があります。
HAPTIC DESIGNは、この触覚の特徴的な3つの側面を意識的に捉え、触り心地や情報伝達にとどまらず、人と外界との身体を通じた関係性をデザインします。
アワード概要
触覚(HAPTIC) を軸にデザインしたプロダクト/サービスの「アイデア部門」と「作品部門」の
2カテゴリーで募集します。
企画・アイデアで応募
制作した作品で応募
※両部門ともa,cは、画像形式 JPEG、GIF、PNG、画像は、1枚あたり10MBあたりが目安です。
#すでに制作済、発表済の作品も応募可能です。完成品ではなくプロトタイプでも可能です。
HAPTIC DESIGNの可能性
を広げるこれまでにない
新しいアイデアがあるか
触覚の多様性、
幅広さを活かしている
かどうか
表面的なデザインに
とどまらず、豊かな体験を
デザインできているか
ひとと社会との
関係性をアップデート
しているか
審査員
PARTY エグゼクティブ
クリエイティブ ディレクター
PARTY エグゼクティブ
クリエイティブ ディレクター
クリエイティブ・ラボPARTYクリエイティブディレクター/共同創設者。数々のブランドのグローバルキャンペーンを始め、プロダクト、テレビ番組開発、ミュージックビデオの演出など活動は多岐に渡る。カンヌ広告祭をはじめ数々の賞を受賞し、アメリカの雑誌Creativityの「世界のクリエイター50人」やFast Company「ビジネス界で最もクリエイティブな100人」、AERA「日本を突破する100人」に選出。“Touch”をコンセプトに、ビデオ画面をタッチしながら、色んなタッチを疑似体験することが出来る安室奈美恵のMV「Golden Touch」は、世界中で反響を呼んだ。
クリエイティブカンパニー
NAKED Inc. プロデューサー
クリエイティブカンパニー
NAKED Inc. プロデューサー
1997年、村松亮太郎らとともにNAKED Inc.を設立。コンテンツプロデュース/クリエイティブ・ディレクションとともにコミュニケーション・プランニングを中心に活動。主な仕事として、「進撃の巨人プロジェクションマッピング ATTACK ON THE REAL」「ニコニコ超会議2016 NTTブース『NTT 超未来大博覧会2016』総合プロデュース」 「市川染五郎主演歌舞伎ラスベガス公演『Panasonic presents Wonder KABUKI Spectacle’KABUKI LION’』空間創造プロデュース」「山下達郎『クリスマス・イブ』20周年プロジェクト」「ラブライブ! 『スクールアイドルフェスティバル』シリーズCM」他多数。
Website:http://naked-inc.com
株式会社ウサギ 代表
株式会社ウサギ 代表
株式会社ウサギ代表取締役。2004年に株式会社バンダイに入社し、約10年間、人を笑わせるバラエティ玩具の開発に携わる。国内外累計335万個を発売した「∞(むげん)プチプチ」や、「∞エダマメ」など、50点以上の玩具の企画開発、マーケティングに携わる。起業後は、各種企業のチームと共同で、ブレストの効果を最大化する「アイデア爆発会議」を実施しながら、「遊び・ハマり要素」を持った新商品・サービスを開発している。
MINOTAUR
ディレクター/デザイナー
MINOTAUR
ディレクター/デザイナー
1990年からインポートファッション バイヤー兼デイレクターをつとめる傍ら、数々のイベントオーガナイズや選曲を勢力的に行う。インターナショナルな環境で培われた、ファッションカルチャーの表現の場として、2003年”font co.,ltd™設立。2004年よりファッションブランド『MINOTAUR』を本格始動。スマートフォン操作で温度が変わる服作りも話題を読んだ。ワコールのコンディショニングウェアー「CW-X」アドバイザー。スポーツウェアの技術と消臭テクノロジーを応用したエチケットブランド「MXP」メンズディレクター。「SONY」ショールーム、ストア、及び「JiNS MEME」のショップユニフォームデザイン。
隈研吾建築都市設計事務所
隈研吾建築都市設計事務所
芝浦工業大学卒業 在学中スイス連邦工科大学ローザンヌ校に留学 2013年より隈研吾建築都市設計事務所勤務 プロダクトからマスタープランまでスケールを横断した様々な設計活動に従事する。 木材・繊維系素材などの基本素材をはじめ、新しい素材・素材の新しい使い方を見つける事を中心に設計活動を行っている。
オーガナイザー
慶應義塾大学大学院
メディアデザイン研究科(KMD) 准教授
慶應義塾大学大学院
メディアデザイン研究科(KMD) 准教授
2010年 東京大学大学院情報理工学系研究科システム情報学専攻博士課程修了、博士(情報理工学)。 触覚を活用し身体的経験を伝える触覚メディア・身体性メディアの研究を行い、SIGGRAPH Emerging Technologies 等における研究発表、テクタイルの活動を通じた触覚技術の普及展開、産学連携による身体性メディアの社会実装を推進。 日本バーチャルリアリティ学会理事、超人スポーツ協会理事/事務局長、JST ACCELプログラムマネージャー補佐を兼務。
NTTコミュニケーション科学基礎研究所
人間情報研究部 主任研究員
NTTコミュニケーション科学基礎研究所
人間情報研究部 主任研究員
人間の触覚の知覚メカニズム、感覚を表現する言葉の研究を行う。人間の知覚特性を利用したインタフェース技術を開発、展示公開するなかで、人間の感覚と環境との関係性を理論と応用の両面から研究している。近年は、学会活動だけでなく、出版活動や、科学館や芸術祭において数多くの展示を行う。主著に『情報を生み出す触覚の知性』(毎日出版文化賞(自然科学部門)受賞)がある。
賞について
トロフィー+賞金10万円+副賞+
FabCafe MTRL 半年利用(12万円相当)
トロフィー+賞金10万円+副賞+
FabCafe MTRL 半年利用(12万円相当)
※賞の内容は変更になる可能性がございます。
Web上で2017年、2月下旬に発表します。佳作以上の作品は作品の画像/コンセプトドローイングとコンセプト文を、
応募者のお名前とともに掲載します。
企画運営
応募について
応募は、Loftwork.com(ロフトワークドットコム)より受け付けます。登録は無料です