2018.06.26
NTT東日本が運営する文化施設NTTインターコミュニケーション・センター(以下、ICC)で、子どもから大人まで楽しめるイベント「ICC キッズ・プログラム 2018 さわるのふしぎ、ふれるのみらい」を2018年7月20日(金)から8月26日(日)まで開催します。
今年度のICC キッズ・プログラムは、「さわるのふしぎ、ふれるのみらい」と題し、私たち誰もが持つ触覚の奥深さをテクノロジーによって感じなおす体験、触覚が情報化される近未来の表現をテーマとしています。また、作品展示の他にワークショップ等の関連イベントを開催します。
HAPTIC DESIGN PROJECTでは、企画協力と数点の作品出展を行います。
本企画は、触覚を情報として取り扱えるようになった現代のテクノロジー環境のなか、子どもたちにとっても、身の回りの触覚をとらえ直すことで五感を刺激し、また作品体験を通じて、そこからなにが想像できるかを考え、新たな創造へと広がることをめざした企画展示となります。
触覚を用いた芸術表現、デザイン、遊びなどから、これまでと異なる角度からそれらを再検証し、また感覚を拡張する技術などを紹介し、新たな表現領域を体験することが可能です。また実際に、子どもたちが自分で試行錯誤を繰り返しながら、情報としての触覚(振動や微細な物理形状)をデザインできるコーナーも用意されます。
HAPTIC DESIGN PROJECTからは、2018年3月に「cocoiku by ISETAN」と「HAPTIC DESIGN PROJECT」で共同開発した新感覚の触感おもちゃ「触感とんとん相撲」の体験展示コーナーを設置します。前回遊びそこねた方は是非この機会にご体験ください。
【参考情報】「新しい身体感覚」を学ぶ知育玩具・プログラム体験イベントを、伊勢丹新宿店で開催(3/7〜20)https://mtrl.com/blog/cocoikuxhapticdesign_201802/
夏休みは、お子様を連れて、家族連れで是非東京初台にお越しください!
「つるつる」「ごつごつ」といった触感を表現する語と実際の素材を組み合わせ、「さわれる触覚の地図」(オノマトペマップ)によって、感覚と言葉の結びつきの違いを体験します。(助成:JSPS科研費 新学術領域研究「多元質感知」)
見た目は同じ形のシカク(立方体)なのに、重心や重さ、触り心地などが異なる「別々のシカク」を持った感触を感じることができる、不思議なオブジェです。
一見平らに見えるが、触れてみるとデコボコを感じられる、不思議な絵本えほんです。
心臓の鼓動の動きを触覚として箱に取り出し、手に持って触れて感じることができる装置です。
情報通信の歴史と関連する、触覚に関する歴史をまとめた年表です。
触感を振動として記録・再生することができる「テクタイルツールキット」を使って行うワークショップです。身の周りのものがもっている触感を発見したり、ツールキットを使って記録した触感を人に伝えたり、さらにその触感データを編集することで新しい触感を生み出したりする体験ができます。
振動するパーツが埋め込まれた曲面の床を移動することで、体性感覚※を刺激しながら、全身を使って振動を感じることができます。
※体性感覚:目・耳・鼻・舌などの感覚器以外で感知する感覚。触覚・痛覚などの皮膚感覚、筋の収縮状態を感知する深部感覚、内臓の痛覚など。
■NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]プレスリリース
ICC キッズ・プログラム 2018「さわるのふしぎ、ふれるのみらい」
http://www.ntticc.or.jp/ja/press/2018/press-icc-kids-program-2018/
■NTT東日本ニュースリリース
NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]夏休みイベント
「ICC キッズ・プログラム 2018 さわるのふしぎ、ふれるのみらい」の開催について
https://www.ntt-east.co.jp/release/detail/20180621_03.html
会期:2018年7月20日(金)—2018年8月26日(日)
会場:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC] ギャラリーA
開館時間:午前11時—午後6時
休館日:月曜日、保守点検日(8月5日)
入場無料
主催:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC](東日本電信電話株式会社)
監修:リサーチ・コンプレックス NTT R&D @ICC
企画協力:慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科,HAPTIC DESIGN PROJECT
制作協力:合同会社 the paper
後援:渋谷区教育委員会、新宿区教育委員会、中野区教育委員会、文京区教育委員会