2018.03.06

「新しい身体感覚」を学ぶ知育玩具・プログラム体験イベントを、伊勢丹新宿店で開催

HAPTIC DESIGN PROJECTの過去2年間のプロジェクト成果展示。

 2018年3月7日〜20日、Haptic Design Projectと、伊勢丹新宿店が展開する新しいスタイルの学びのプロジェクト「cocoiku(ココイク)」が共同開発した「新しい身体感覚」を学べるプログラムを取り入れたイベントが開催されます。

 本イベントは、三越伊勢丹のプライベートブランドを中心に、顧客への独自商品の提案、体験の機会の提供を行う「オンリーエムアイフェア」の企画として開催します。

からだをすましてあそびをつくる

時代や情報環境の変化に合わせて、子どもの遊びや学ぶツールは日々変化しています。また近年のAR/VR技術の発展にともない、視覚や聴覚を活用してヴァーチャルな感覚に訴えかける遊びも増えています。テクノロジーによる感覚に訴える技術などがより多くなってくる中で、子どもがどう「身体性」を獲得していくかは、重要なテーマのひとつでしょう。

子どもは日々の「あそび」などを通じて「見る」「聞く」「触る」といった身体を介した経験から、自身の感性や考える力を育みます。

デジタルな感覚表現が盛んな今の時代に、子どもが自分のからだの感覚をとぎすますにはどんなことができるだろう? そんな問いから、今の時代を生きる子どもたちに向けた新感覚のおもちゃを開発しました。

テーマは「触覚」。いろんなものにさわって、感じてみよう!

今回「cocoiku(ココイク)」と「Haptic Design Project」で共同開発したのが新感覚の触感おもちゃ「触感とんとん相撲」です。とんとん相撲と言えば、紙で仕上げたお相撲さんを土俵に上げて、自分の指で振動を与えて遊ぶのが一般的です。しかし、今回開発した「触感とんとん相撲」では、様々な素材や質感が生み出すデジタルな振動で遊ぶことができます。様々な素材に触れ、触覚をフル活用しながら自分なりの振動で遊べる「オリジナル触覚体験」をしに、ぜひお越しください。

Haptic Design Projectは、「ふれる」から新しいデザインの可能性を探求するプロジェクトです。ヒトの五感のひとつである触覚に基づき、身体を通じて自己と世界をつなぐ身体感覚デザインする新領域「Haptic Design」を、研究分野とデザイン分野の両面から探求しています。Haptic Design Projectは、渋谷道玄坂にあるデジタルものづくりカフェFabCafe Tokyoを中心に、JST ACCEL 身体性メディアプロジェクト、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科「Embodied Media Project」などと共働して活動を進めています。

「cocoiku(ココイク)」について

企画:Haptic Design Project、株式会社三越伊勢丹、cocoiku by ISETAN、FabCafe Tokyo、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科 Embodied Media Project

オンリーエムアイフェア「触感とんとん相撲体験」詳細
■日時
2018年3月7日(水)〜3月20日(火)
平日:15:00-18:00(15、16、17時の回がございます)
土日:12:00-18:00(12、13、14、15、16、17時の回がございます)

■会場
新宿伊勢丹本館6階 cocoiku park
〒160-0022 東京都新宿区新宿3丁目14−1

■参加対象
参加費:540円(材料費込み)
予約方法:先着順
※親子連れでのご参加であれば、どなたでも体験いただけます。
※お子様を優先させていただきます。

■体験内容
「からだをすましてあそびをつくる」体験ワークショップ
・クイズ「なかにあるのはなんだろな?」
・触感パレットをつくろう
・テクタイルでトントン相撲をやってみよう
※約60分を予定しています。
※プログラムは予告なく変更になる場合があります。
※順番での体験になりますので、お待ちいただく場合がございます。

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