2017.01.26
こんにちは。HAPTIC DESIGN PROJECTの事務局です。
HAPTIC DESIGN AWARD(2017年2月5日締切)は、触覚のデザインで導く新たなものづくりや体験を募集していますが、そのアイデア、作品づくりのヒントをお届けします。
AWARDの募集部門
“身体で触れる感じるデザイン”であるHAPTIC DESIGNは、DESIGNER’S FILEで各業界のフロントランナーの方々が口々に語ってるように、モノゴトの体験に、心地よさや気持ちよさ、これまでにない身体感覚や感動を持たらすもの。
視点を変えれば、心地よさや気持ちよさが弱いモノゴト、“実感や手応えの薄い”モノゴトは、HAPIC DESIGNが足りないということになります。
HAPTIC DESIGN PROJECTのオーガナイザーのひとり渡邊淳司さんは、選挙の投票を例に、
“たとえば、「HAPTIC DESIGN」によって、選挙の投票率をあげられないかと思ったりします。今の投票所って、ゴミ箱のような箱にペラペラの投票用紙を入れるじゃないですか。あれはインターフェースとして最悪で、自分の意志がちゃんと反映されるのか、まったく実感がわかない。”
と語っています。
体験ストーリーの参考例
声に合わせて振動するマイクで、歌うのが気持ちよくなり、練習が楽しくなる
もうひとつ。HAPTIC DESIGNするうえで押さえたい視点は、触感は、気持ちよさのスイッチかつコミュニケーションのツールにもなり得る点です。
2016年12月10日に開催された「HAPTIC DESIGN CAMP1」で豪華ゲストが参加したクロストークの記事でもヒントが散りばめられています。
・関連リンク:「HAPTIC DESIGN」とは、“気持ちよさの設計”!? 体験とストーリーがつくる、HAPTIC的コミュニケーション〜ゲスト:渡邊淳司、大屋友紀雄、高橋晋平/ホスト:南澤孝太〜
体験ストーリーの参考例
不快な満員電車のシチュエーション、吊革を気持ち良いコミュニケーションのツールに
HAPTIC DESIGNは、日常何気なく見過ごしている触覚に基づくデザインのため、視点と切り口が大切です。さまざまなシーン、シチュエーションのパターンをイメージし、豊かな発想でチャレンジしましょう。